EMC理解のためのお勧め参考書ランキング
ノイズ対策やEMCで参考になった参考書を、あくまで個人的な意見での勝手なランキングします。
1.EMC設計の実際ー放射妨害波の制御
例題演習を通じて放射ノイズの導出方法からレベル算出方法など網羅的に記載されてます。このご時世、このやり方で設計する人は貴重だと思いますが、理解するのに役立ちました。
2.プリント回路のEMC設計
私自身が電気系エンジニアなのでプリント基板の設計をどうしたら良いか、悩んだときに参考にしました。プリント基板のEMC設計に関して必要なことは、大抵この本に書かれていると思います。ただ、中身は文章がひたすら書かれているので電車や眠れそうにないときに読むと、良く眠れます。
- 作者: Mark I. Montrose,出口博一,田上雅照
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3.EMC用語集
一般社団法人KEC関西電子工業振興センター より出版されている書籍で、EMCに関する用語が丁寧に纏められています。何より手頃なサイズと本の厚さが良いです。資格取得を目指す方にもお勧めです。
EMC用語集(第3版) - 一般社団法人KEC関西電子工業振興センター
4.EMC概論
絶版で中々入手できない?のですが、基礎から丁寧に記載されているのでとても勉強になりました。当時の値段で定価2,6000円(税別)、厚さがタウンページサイズなので、それなりの覚悟が必要。
5.番外編
EMCに関して、ここまで詳細に記載されたサイトは見たことがなく、他の書籍よりも濃厚な内容になっているのではないかと思います。
http://t-sato.in.coocan.jp/index-j.html
上記はあくまで個人のランキングになりますが、当時ノイズに悩まされて、この他にも関連書籍を読みあさりましたが、「ためなったなぁ~」と感じたものは以上です。